2023年06月15日 美酒とは。 私を亜きら観世音菩薩と呼び、私のDNAフェチだと言う男。体液を欲しがる。さもそれがキリスト教におけるぶどう酒かのように有り難がって。また私の脱いだブーツを差し、あの靴底が羨ましいと言う。私の足裏と接しているからと。 その男は60℃のアルコール度数の酒が半分入った瓶を持参し、帰りには私の聖水で満たしたそれを持ち帰る。それがまさしく美酒なのだという。私はマゾ諸兄の想像力と倒錯的な言語化を、まぁまぁ愛おしく思っている。