亜きら - 抒情の部屋 -

初めまして。 京都SMクラブ傀儡堂、京都バルバラに所属している亜きらと申します。 素敵な時間と世界を共有しましょう。

2023年02月


SMルームのあるホテルでのプレイを計画した変態と、ひとつの約束ごとを果たしに向かった春に似た二月のこと。


前回でのプレイでは一ミリも性器に触れなかった。
今回我慢したら、次回は桃源郷よとかなんとか言って。

ちゃんと我慢したから私は約束を果たした。
彼も果てたことであろう。
そしてまるで呪詛のように易々と口にする言葉、「一生ついていきます」を吐く。

安い言葉は嫌い。
心底嫌い。
思いを行為で伝えることでしか、何もできないでしょ?


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二十歳の大学生。初めてのSM体験。
首絞めや格闘に興味があり、最近二十歳を迎えソープデビューしたことからSMクラブにもやってきたらしかった。

私は意地悪なので、どうして私を選んだの?とわざとらしく聞く。
返答は「SNSで綺麗な人がいると思って‥」

恥ずかしそうな青年の姿、いと初いし。 
首絞めや呼吸管理を愛してるので、彼には首絞め射精を覚えてもらった。

健やかなる変態に育ちますように。


SM童貞を捧げられる事を光栄に思う。
初めての記憶は強烈に鮮明だから。
そしてさらに育てる事が好き。

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大好きなまにちゃんに久しぶりに撮影してもらった記録の一部。 

夕暮れ迫るなか雪が散らついてて、抒情と寒さしかなかったけれど私はとっても楽しくって、胸はきゅんきゅんして手足の冷たさも愛しかった。  

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不思議と絶対大丈夫って思える瞬間や人っている。
人が生きてく過程で有り得る危うさとか儚さを直感的に捉えられてる感じ。

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記憶と感情が綯交ぜになって自我を構築すると思ってたけど、心が自己でも追いつかない反応する事ってあるね。
自我と世界のすきまってあるでしょ、意識と現実のあいだみたいな。
私が私でいられない、なんて有り得ないのに、私が崩れ去って小さな精神世界が瓦解していったとき、私は強くなったかな。

どうしようもないときは、私が救ってあげる。
だから手を伸ばし続けてほしい。






どういう時にハグしたいと思いますか?とたずねられた。
マーキングしたい時、安心感を与えたい時、私は敵じゃないと知らしめたい時、性的接触ではない触れあいをしたい時。

ではなぜそれらを気持ちを抱くのか?またそのような気持ちを抱くとハグをしたくなるのか?

いずれにせよ、愛情表現である、と帰結した。

どういう時に女王様を求めますか?
自己の自由を奪われたくなるのはどうして?

こういうことを、時に言語化しておくのはとても大事だと思っている。


おしまい。


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