私はビニールに執着する。偏愛する。
それは幼少の頃のトラウマに起因する。
何度かブログに書いてきたので、知ってる人もいるでしょう。
ビニールを被せて酸素を徐々に奪うだけで、放っておけば人間は死ぬ。
その危険を身をもって知らされたのが幼少の頃。
自分よりか弱い存在にビニールを被せ、無知がゆえに苦しさに喘ぐ姿に喜んだ。
赤子がイヤイヤ、と頭を振る姿に言い様のない感情を抱いた。
それを共有したくて誰かに「見て」、と言ったのかも知れない。
その場面に遭遇したか弱き存在の庇護者によって、私は非難される。強く。後々になってまでも人間性を否定され続ける。
非難されたことによって、今のビニール偏愛が強くなったのは言うまでもない。
犯していけないものを行う背徳感、限界までの一途をじわじわ楽しむこと、
皆好きでしょう。
今日で隔離期間も終わりとなる。
十日間を社会から隔てた生活は、健康を害してたことも相俟ってなかなか自己の精神と対話することになった。
それでも気を病むことなくいられたのは、水無瀬亜きらに皆からの心が届けられていたから。
改めて感謝を。
ありがとう。