「ほら、私の瞳を見て。そこにあなたが映ってるでしょ?あなたの方には私が映ってる。これがみずうみ。」そう顔と顔をつき合わせるようにし、私が川端康成のみずうみを説明している時の変態の表情が忘れられない。喫驚と高揚と期待に満ちた顔。瞳に映った像を見せる為に顔を ...
2020年10月
水や月や人間や。
東學さんによって私が水月観音になった日。水月観音は、岩にもたれて水面に映った月を見る観音像。上の写真は三日月をイメージしたポーズ。 私は水がすき。どんな形にもなれるのに触れると感触の無くなる、本当の意味で掴み所のない神秘性に惹かれるから。そしてそんな人間 ...
11月生まれお誕生会。
もう間もなく霜月がやってくる。ずいぶん夜の冷えた空気も鋭くなってきて、あぁ寒い冬がくるなという予感に胸が焦れるこの頃。元々少ない脳内の回路がいっぱいいっぱいになりそうになって、こんがらがるくらいなら断ち切ればいいなんてすぐに破滅的思考に追いやられながら、 ...
沫と泡とで泡沫。
自分の内側で色々などろどろが渦巻いてるような感覚。良くないもの、生温くて、冷たい。何かを、どうにかせねば。そう思うほどに滑落していく。目を閉じる。現実世界からも自分が見えなくなりそうな気がして。だから、私は水風呂に逃げる。自分が水になったイメージを脳内で ...
こころの話をしよう。
あなたの心は何色ですか?こころの場所はこの現代においても未だ解明されておらず。私は分からない、というものにとてもロマンスを感じて愛おしく思います。とある知り合いに、私の心は海色だっと言われた事があって。光によって様々な色に見える波のようだと表現してもらえ ...
十の月。
皆様お元気かしら。私は亜きらです。 いつも言ってるんだけど、私は私で亜きら以外の何者でもなくて、ただここにいるだけ。忘れてくれるな。私の大好きなmanimaniumちゃんに撮ってもらった最近の写真。最高でしょ? ...