この日々。ただ有る日々。
考える。
私は考える。
私はやはり、私を求められる事を何より好むし
私の事を好きと思わぬ人間相手に支配欲も生まれない。
私のSM行為のみならず、生きていく上で大前提である。
しかし、しかしである。
私の事が好きでありながら、何その体たらく。
みっともない。
みっともない、とは見たくもないという意味だ。
全くもって完全体など存在しない。
故にあなたたちをどうにかしている。
私を好きな相手にほど私は厳しい。
だって、「私の事好きなんでしょ?」
私がどんなにひどい言葉や行為を浴びせようとも、それでもなおついてこようとする姿はいじらしい。
とても。
私の手を煩わせるすべて、そのすべてに意味があり
また意味があったとて、そのすべての意味をゼロにしてやるとも思っている。
そして幾度も記しているが、私の言葉に意味はない。
ないけどある。
あるようで、ない。
そんな私へいちいち言葉を投げ掛けてくる阿呆ばかり。
体で示せよ。
安っぽい哀願や誓いや愛情表現の言葉なんて、飲み込む前に忘れるわ。
今は体を指しだす事叶わぬでしょう。
ならば、耐え続けなさい。
いずれ会えるでしょう。
春の午後なんてそんなもの。