三月中旬、バルバラ社員旅行にて城崎へ行って参り候。
ご存知のように現在アクアリウムに夢中な私は、川面やお寺の池の水景に心ときめきMAXでした。
なのでそれにまつわる話だけをさっと。
大前提として、わたくし亜きら水を愛しんでおります。
どんな形にもなれるのに、触れたら感触のなくなる水が愛おしい。もはや慈しみにも似た感情。
そのような水とおなじく透けていたい。
水泡/みなわ、水底/みなぞこ、とか字面も読み方も美しい。
して、城崎にて極楽寺とあると知るや、「厭離穢土、欣求浄土」とつい軽々しく祈ってしまう私が心惹かれたのは言うまでもなく。
調べるとうちのばぁちゃんの信仰する宗派と同じで、これは縁があるなと足を運ぶことに。
一応枯山水の庭があるけどそこは割愛。
△入ってすぐ迎えてくれるため池?
この鄙びた雰囲気がもう最高。
▽苔むす岩石ってぐっとくる、
△なんかこの木は、救いの木か願いを叶えてくれる木か書いてたけど忘れた。
▽泊まった旅館の庭、ノーコメント。
△志賀直哉ゆかりの桑の木まで歩こうとして断念した道中に見つけた景色。
牧歌的な景色や原野風景に弱いのだ
冬の焼かれた田んぼって、どこか扇情的で私の目にはエロティックに映るんだけど、私の大好きなのはこれからの季節の水田。
春は厭うけど新緑の季節は素晴らしい。
胸に満ちる透明な空気を味わえる気がして。
そして水田にも言える事が、新緑と青空とのコントラストがとてもすき。素敵。
あんなにも地球という世界の色彩を美しく表現しているものってないと思う。(たぶん。Maybeね)
そのなかで、ごく日本らしい風景として私の心ときめくものが、山々を背に流れる川と青々とした水田。
それを眺めると、安心する。
またそれらを見ることができるのが奈良県。
奈良の人の手の入っていない、原始的な自然を私は推します。
奈良への電車旅が待ち遠しい。
まぁまだそんな予定はないけど。
ただ例年五月は父に会いに行くために奈良に行く事が多いので、今年も行くだろうと心のなかでは計画してる。
もちろん、計画は予定であるがゆえ未定であり決定ではない。
あぁ、話が逸れすぎたところで、
私の心惹かれる水景についてでした。
△おしまい