サロメちゃんとは
らしいですけれど、サロメと言えばオスカー・ワイルドの戯曲が有名、かく言う私も漏れなくすき。元祖ヤンデレ代表に相違ない、と崇拝に近い愛を抱いているるる。
こないだの誕生日の車椅子つかったショーのときも、ほんとはサロメたんの生首シーンをしたかったんだな。
芸術の題材として幾人もの画家に描かれているサロメたん。
▼そのうちのほんのいちぶ。
▼こちらは戯曲として演じられたサロメたん。
美しい。
ちなみに我が家にはビアズレーの画集と漫画版サロメもどっかにある。はず。
そして私がこよなくサロメとして心惹かれるのはこれ。
パスキンは最期の死ぬときまで芸術的ですきだ。
好きな人の首が欲しいかと問われれば、それはイラナイと答えるでしょう。
阿部定のように陰茎だっていらない。
大抵のSM官能小説では殺す殺さないで終焉となりがち。
命を奪ってしまったら、この手で終わらせた事実だけが重くなっていく予感しかない。
奪われてしまった人達からの責苦にも耐えれらないであろうし、
死ぬならひとりで気をつけて死ね。と思う派なので可愛さ余って殺しちゃうってのは自分にはないかな。できない。
とか言いながら、
強い感情でもって誰かを殺したいと憎悪を滾らせたことが過去に一度だけ。
私に死ねっと言われた事のある人が、後年死んだ。自死。
そこにどんな理由があろうと、私が「死ね」と言った事実だけは今もしっかとここにある。
生きてる限り、記憶から消えなければあり続けるもの、というのは
どれくらいあるんだろーね。
残っているものの方が少ないのかな。
あれから増えたものが手から余りあるくらいと思えたらいいな。