亜きら - 抒情の部屋 -

初めまして。 京都SMクラブ傀儡堂、京都バルバラに所属している亜きらと申します。 素敵な時間と世界を共有しましょう。

調教記録


真夜中のこと。
亜きら様のそばにいられたらいいです、そう言った。
四時間の過ぎていくなかで、一度もアナルどころか性器に触れていない。

代わりに縛った身体感覚を敏感にさせようと、人差し指のみを触り続けた。
優しく執拗に。

私に委ねた身体がどんどん過敏になっていく様って、愛しいよ。

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お互い色々の思いを綯交ぜにして挑んだ時。
私はこの時を恐らく忘れません。


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誰かの胸にもそうして残る私でありたい。






SMルームのあるホテルでのプレイを計画した変態と、ひとつの約束ごとを果たしに向かった春に似た二月のこと。


前回でのプレイでは一ミリも性器に触れなかった。
今回我慢したら、次回は桃源郷よとかなんとか言って。

ちゃんと我慢したから私は約束を果たした。
彼も果てたことであろう。
そしてまるで呪詛のように易々と口にする言葉、「一生ついていきます」を吐く。

安い言葉は嫌い。
心底嫌い。
思いを行為で伝えることでしか、何もできないでしょ?


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二十歳の大学生。初めてのSM体験。
首絞めや格闘に興味があり、最近二十歳を迎えソープデビューしたことからSMクラブにもやってきたらしかった。

私は意地悪なので、どうして私を選んだの?とわざとらしく聞く。
返答は「SNSで綺麗な人がいると思って‥」

恥ずかしそうな青年の姿、いと初いし。 
首絞めや呼吸管理を愛してるので、彼には首絞め射精を覚えてもらった。

健やかなる変態に育ちますように。


SM童貞を捧げられる事を光栄に思う。
初めての記憶は強烈に鮮明だから。
そしてさらに育てる事が好き。

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誰かの悲しみに寄り添いたい。
心の開示や心情の吐露、漏れ出る感情の兆しが身体に現れるとか、そういうの、私の脳がキンキンに感じるから。

そういう回路をSMを通して繋げたいのだろうと思う。
ぐっしゃぐしゃに感覚が絡めば誰でも必死になるもんね。


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この絵を見て羨ましいと思うでしょう?

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私の二本の足ならいつでもここにあります。






SNSより接触を試みようとする人間は、ここ数年まことに増えている。

直接私にコンタクトを取ろうとする時点で、私は精査する。
易々とお手軽に接触したいだけなのか、逸る気持ちが募っての接触なのか。
 
つい先日SNSでのやり取りを通してやってきた変態がいた。
彼はやってくるであろう、とやり取りでの感触から分かっていた。

相当私のSNSを漁り、写真を吟味し、そうして現実で相対したとき、それはファーストインプレッションと呼べるのだろうか。
しかし、とことんオンライン上の私を目の当たりにしていると、想像していた声と違ったり、写真より劣っていたり、多種多様な感想があるであろう。

果たして彼は言った。
「本当にお綺麗で感動しました。」

当然の如く私はその言葉を受容する。
彼は聖水と咀嚼の渦に飲まれていった。

終わり。


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募る思いを行為へと転化できなければ、その思いは泡とおなじ。







知ってる人は知っている。
私がCALVIN KLEINを好むことを。

まさに私のCALVIN KLEIN好きという言葉を覚えていて、私のために履いてきた男。



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あなたが下で私は上。
支配されたいならこれが絶対。


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秋の夕方が好き。









ひと月前に届いたマゾ文から抜粋。



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文面から漂う安心感に、少し驚いたこと。
どうにか救いを求めようとする彼らしいと思ったこと。

私によって起こされた反応であるならば、それはどんなことであれ私は受容する。
一旦は。

その上で思考する。
だから思考するマゾのような君たちを、私は厭わない。



おわり。





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