亜きら - 抒情の部屋 -

初めまして。 京都SMクラブ傀儡堂、京都バルバラに所属している亜きらと申します。 素敵な時間と世界を共有しましょう。

調教記録


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とても楽しく奇妙な時間だった。
私の実の妹の獅童と、初めての姉妹責めを東京にて敢行したという。

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▲普段は糞マゾな妹が色々な角度からの写真撮ってくれたのも面白い

実はこれ、望んだのは変態の彼。
姉妹というワードが好まれるのは、獅童がバルバラで働いている当時から知ってはいたものの、姉妹責めとは我ら姉妹だからこそできた事でしょう。

最も、当の変態曰く、長い変態人生の歴史の中で、姉妹責めの経験は何度かあったらしいけれど。

しかし思い返すとなお、奇妙だった。

私はもちろん傀儡堂の亜きらであり、PLAY mode Switch ON の状態のはずが妹の存在によって、じゃれつくキッズ遊びのような無邪気さが常に空気として纏っていた。
また空間ここそこに充填されていた。
奇妙な胡乱さ。

なにせ同じ母の腹から生まれてきた姉妹である。
その不思議な感覚のなか、あの時間をさも楽しげに共有できた変態の彼は流石。

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あまり具体的に心象が表せられない。
そんな夜。

ちなみに獅童は、六本木ドルチェにて薫ママのお世話になっているので
出勤は少ないけれど、気になる方はどうぞ一度ドルチェへ。

そして姉妹責めをもしあなたが望むのであれば、傀儡堂または私まで問い合わせを。





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私の後ろに変態がいます。

冬ってほんとに猫肌と人肌が気持ちいいよね、暖かい肌限定。

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これまた私の後ろに変態がいます。


冬はすき。
大好き。
しかし寒さには強くない。

冬がすき。


私はダウナー型人間である。
アッパーな空間にいてさえ、ダウナーへと自分に取り込み浸透させる事ができる。

外へ向けて某か、例えば対人間へと好戦的になるときは、その反作用に過ぎない。

ダウナーでいられないストレス、またダウナーからひとつ横にずれればそれはダウナーではなく、ならばダウナーを求める意味も無くなり、両極端な私はアッパーな行為へと振り切る事もしばしば。

さてここまで述べたところで、潜在的なものと顕在化しているものを、すべて見透すなど意味があるのだろうか?

そしてそれは人間同士のあいだで相互いに見透せるものなのか。

知らぬ。
しかし推し量る、という心理的行為が私は好きだ。

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▲Fucking Lipsである。

私の事が欲しいなら欲しがり続ければいいと思う。
ここでこちらを推し量ろうとする行為など無意味に等しい。

与えられないかも知れない、そう思えば思うほど欲しがり続ける人間は多い。


そういう人々はきっと、危うさのない関係性や行為には飽き飽きしているのでしょう。



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▲いつかの様子。


しかし私はダウナーなのである。







自由の反対、自由じゃない状態とは、分りやすく、かつ自由を奪われたと言えば拘束でしょう。

勿論私も好き。
縄で拘束した相手を転がして、放置しておく事がたぶんいちばん好き。
拘束した状態で言えば。

一度、相手を縄で縛ったまま、その隣のベッドで私はスヤスヤ眠った夜があったけれど
とても良かった。
それを是とせず、拘束された状態でどうにかされたい人々が多いことも承知だけれど。

前置きはさておき、しかして私は自由の反対とは、規則、制約、統制。
だと思っている。

刑務所での囚人の生活など、とても良い例で私の好む掟の上での生き方。

己の自由判断で行動できず、規則や時間で縛られると言えど、苦しむのは最初のみ。
何故なら、人間には耐性と適応力が備わっているから。
さらに言えば、忘れるというオプションまで脳内は働いてくれる。

慣れてさえくれば、最初の苦しかったことも忘れるのです。

SM行為においても、痛かった事や苦しかった事は覚えていても、仔細な痛みまでは記憶していないから、その痛かった事や苦しかった事の果ての何かをまた求めるのかもしれない。

とにかく、言葉での制約が成立すれば、それはとても気持ちが良い。

縄や拘束具を使わず、まるでそれらでもって拘束されてるのかのように、
私の「動くな」の言葉で身動きできなくなる。
一切。

精神支配とかそんな大層な事でなく、ただ目に見えないなんとも脆弱な言葉というものの力で相手が屈している。

素晴らしいでしょう。
ただそこまで辿り着くには、少なくない時間を要したい。

ゆっくりゆっくり。
一年、二年、三年。
そしてさよなら。
なんちって。

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「自分がわからない。」
そう言う人がいる。

自分がわからない、フリをしているのだと私は思う。
強く思う。

叱られたい、と望む人がいる。
その実叱られたいのだろう。

しかしその底では『許されたい』と希求する心が叫んでいる、と私は常々思う。

許されることは救われること。
そう、やはり私たち人間はいつだって救われたい。
救ってほしい。
何かから。誰かに。どこかへ。
今の自分であるそのままありのままで。

大丈夫、という言葉の母なる信頼性を私は愛する。

このあいだ、プレイ中にビニール袋を被せた相手が錯乱しかかった。
「怖い、怖い、怖い、!」と半泣きの様相を呈していたが私は言った。

「大丈夫やから。」

その後の変態の彼はと言えば、「気持ちよくなれました」と嬉しそうであった。(完)

ついでに言えば。
私の心を少し衝き動かしたのは、彼が半狂乱の最中に私の言った「大丈夫」を、必死で聞きとめ、信じようと決意した表情。

その目を目で見返しながら、ぞくぞくしていた。

(完)

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救われたいか?
私は救われたい。



ケイティさんが京都出張中の折り、私のよく知るバカの子とダブルプレイしまちた。

相手はよく知るバカの子なので、私はすっかりケイティ様にお任せして、どんな風にやつが遊ばれるのかを見て楽しんでました。

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ケイティ様が縛ったバカの体にバカな落書きするだけの私と、

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ケイティ様がしばいてる間にセルフィーするだけの私。

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そして縛ったままバカを部屋に捨て置き、ケイティ様と送り火の大文字を楽しみました。
しとやかな話口のケイティ様とのプレイ、見た目とのギャップでやられます。


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さらにケイティ様から、後日私のラブなキティ先輩のハンカチを戴いてハッピー♡


涼しくなったら、ほんとは川とかで縛りたい。


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だんだんと、薄くなっていく酸素を体感していくのは恐怖。
ぎりぎりのところで、その呼吸するさまを見ているのが好き。

目を隠し、縛ったうえで、ビニール袋で覆ってきゅっとする。
あら不思議。ラッピング。まるで大事なプレゼントみたい。

だって壊れたらおしまいだから。
ほんとに大切なものほど壊してきたけれど、何度も繰り返したい楽しみは、壊さない。

きみたちは壊されない。
ある意味で、それほど大したことではないから。

世の中、ほぼ仕方のない事だらけ。
しょうがない、で済まされないことなんて無いに等しい。
起こってしまったことに関しては。

そうならないように行動していたとしても、そうなってしまったのなら、もうそれは仕方のないこと。

二度と同じ結果にならないように、これからへ意識を向けるしかない。

わたしの内側へ向けたエネルギーをじわじわと、どこかへ流さないと、水も滞れば腐ってしまう。


夏は短いと誰が言ったのか。
地獄みたいな暑さのなか落ちる汗とともに、自らの後悔や過ちも流れていけばいいのにね。


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夏の変態三連発。
みんな違ってみんないい。


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私は、私を好きでいて欲しいし、それを伝えてほしい。
精神と身体と魂と感情と切なさと心強さと。

ファンタジーとすれば私がいなくなったら狂ってしまうくらいのほどに、背筋から脳みそ震える喜びを覚えるけれど
現実的に言えばそれは鬱陶しい。

それほどの思いがあるフリでいい。
恐らく。

私の手と指は誰かの為にあるわけじゃない。
何もかもを望まれる事も厭う。

欲しいなら願えばいい。
何かを差し出しながら願えばいい。
等価交換の世の中ゆえに。

何かを得るためには何かを失わなければ、成り立たない。
私の世界は。





呼吸管理はすきです。
息苦しそうな姿は興奮に値する。

それを好む私の原点とは、もはや五才ほどの少女だった頃に遡る。

何も知らなかったし、何の悪意もなかった。
ただ従姉妹に、一才くらいの乳児に近かった彼女に、スーパーのビニール袋を頭から被せた事は覚えてる。
きっと遊んであげてる感覚だったし、苦しそうにしてる姿が喜んでる風にも見えていたのかもしれない。

とにかく私は笑った。
そしてそのすぐ後で叔母に、人非人を見るような目つきでもって突き飛ばされた。
今思えば当然なんだけれども、当時の少女だった私は色々な衝撃に愕然とした。

それから私が叔母からどのような扱いを受け続けたかは、想像するに容易いであろう。

それはさておき。
こんなような話。
呼吸管理を行う際に、悪いことをしている感覚、が恐らく興奮材料として私の底流をなしている。

ぞくぞくする。
見つかってはいけない、とか。
そういうもの。
かも知れない。


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▲これは金玉を握っている姿。


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▲これは落ちた瞬間の姿。



少し胸の裡がすっきりした夜。


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セピアと指一本。
これで痙攣が止まらなくなる。
それだけ。

桜に集る人々に混じられない。
こぶしの花が好き。

川に沈みたい。
水槽をずっと見てると、羨ましくて悲しくて仕方なくなる。

どうしたって人間でいたいのは絶対的に私だから。
人間であるがために性衝動に苦悩するんだと思えば、それを謳歌せぬ以外選択の余地はない。
と、Mゾヒスト達を見ていていつも思い知らされる。

パープルムカデな気分。






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