亜きら - 抒情の部屋 -

初めまして。 京都SMクラブ傀儡堂、京都バルバラに所属している亜きらと申します。 素敵な時間と世界を共有しましょう。

抒情

Picsart_22-04-08_08-53-55-720
2019年5月。
麦芽さん撮影によるもの。
三年前。コロナ以前。そんな考え方してしまうのがもはや世紀の出来事となった証。

咳が昨日より出るものの、頭痛は随分まし。
外の世界は暖かそうだなと思いながら、私は毛布にくるまりストーブにあたっている。
内部の変化、一抹の寂しさ、閉塞感。

先週ゴッホ展に行った。
今読んでいるオースターの自伝的書にゴッホの記述があり、CSでゴッホの伝記映画「ゴッホの見た未来」を見る。ウィレム・デフォー。
偶然の数珠繋ぎを私は愛する。
まるで何かの啓示かのように。






喉が痛む、咳がでる、頭がずっしりと重く脳内が霞む。
思考が停滞する。

本を集中して読めないので、過去の写真を幾つか編集して遊ぶことにした。
コロナ待機期間中アップしていこうと思う。


Picsart_22-04-07_21-16-17-685

これを撮影したのは2020年の5月。
ちょうどコロナが出だした頃で、撮影してくれた方が母国へ帰れないかもしれないと話していたのを覚えている。
あれからおよそ二年。
すぐに収まるものではないだろう、長く続くとは考えていたものの、ここまで悲惨な世相になるとは。
自分もいつかはコロナに罹患すると覚悟してたので、今の心境は落ち込んではいない。
とにかくすべてが停滞するのが嫌だなぁと何かに抗っていきたい思い。







春は憂鬱。
不安定な気温と霞んだ空気、肌と精神性までも白む。
毎年毎年、つらつら春を厭うことを書き連ねているゆえに、周知の事実なのでしょう。
マゾからの手紙にもそういったメッセージが。
「もうすぐ亜きら様の嫌いな春ですね。」
しかし私はこの一文にそうだね、と微笑んだ。

なぜでしょう?

20220317_203258



BeautyPlus_20210515092439112_save
line_3518937276000

これらは昨年の五月の写真。
新緑の季節は瑞々しくてすき。








はる


私に会いにくる、ここからまず関係性がはじまると思ってる。
一人一人の持つ要素によって、違う時間と空間が構築される。

それを関係性と呼ぶでしよう。

20220317_120840


初めて私に会いに来た彼は、鞭の痕を欲しがった。
私にその必要性がなかったから、私は加減した。
もしもまた会うことがあれば、関係を構築していくように鞭の痕を重ねるでしょう。

はじまらないとわからない。
一度や二度で知れることもない、互いに。

ゆえに私は精神性を大事にする。


BeautyPlus_20220315175015471_save


私を求める人には、容易く与えない。









懐かしい写真を貼っていくだけの記事です。


08

59(1)

30

00

四月も傀儡堂受付については、前日予約のみとなりそうです。
前もって問い合わせ頂ければおよそ日取り合わせられるので、よしなにお前たち。










DSC02954

春の夜。コロナ禍。プーチンのこと。
バルバラ26周年を終えて。

SM業界に入る前から憧れていたマメ山田氏とショーをすることが年末より決まっていて、私の脳内は喜びと焦りと期待と憂慮が血液内を巡っていた。
目的はマメさんとショーをすること、それはショーがはじまる時点で果たされてしまう。
それだけで終わってしまうのは呆気なすぎる、と頭をひねり、愛を伝えられるものにしようと心に決めた。

愛。思い。心。気持ち。感情。
SMという行為のみならず、生きる上で何より私が大事にしているものである。

さて26周年のショーを見た方からの感想で、「マメさんへの愛がわかった」との言葉を頂戴し、ほっと胸を撫で下ろした。


Picsart_22-03-04_01-49-21-547



そしてそれほど私の心に比重高く沈み浮かんでいたマメさんとのショーが終わり、少しの喪失感を甘く残酷に味わっている。
そこへ植物が芽吹く春の自然エネルギーである。
冬が終わり暖かさに命開いていく植物たちの力にあてられ、春の夜のどこか切ない肌寒さに水無瀬亜きらは胸を痛める。理由なく。

しかしそれとて、チョコレートを摂取すれば一時忘れるのだ。
そういった類いのものだ。
大袈裟にとらえる必要もなく、すべては水のように流れる。
 


───────────

私と話したいですか?
私は強いです。

□傀儡堂出勤について□
金曜日・土曜日
15:00~LAST
他曜日も問い合わせ頂ければ対応可







BeautyPlus_20220303142421297_save


シーツに沈んだ体って大好き。
私も沈みいきたいと思う。
呼吸の自由を奪って、シーツの波に揺蕩うように意識朦朧とした目を眺めてるのはもっと好き。
ずっとそれだけでいい、と思うしきっと相手もずっとこのままでいたいと願っている。
しかし私は容赦なく、その安らぎに似た気持ちよさも奪う。

陥れたい。恐らく水無瀬亜きらに。


BeautyPlus_20220303142351634_save

赤くなった肌はかわいい。


20220218_202025



おわり。
またね。








掬水月在手、弄花香滿衣。


水を掬えば両掌に水に反映した月がのっている、花にずっと触れていると着衣や自らに花の匂いが移っている。
いつのまにか香りを纏っている

という禅の言葉。
ここから転じてたくさんの意味があるよう。
美しくて大好き。


20211113a (68)


□三月の傀儡堂出勤について□
金曜日・土曜日(15:00~ラスト)前日予約のみ
問い合わせによって他曜日も対応します







雪が降っていたと思う。
初めてのSMへの憧れと失意。

そこを突き抜けられるかは、私と君次第。

20211231_155210




暗い二月。






女王様と傴僂ごっこもする。


20211229_173500



BeautyPlus_20220109153456044_save

久しぶりに針刺したとき、あぁ針刺してるなと思った。
刺してしまえば終わるから、こんなものかと思うよね。
お互いに。




なんて可哀想なの、と思えると私は楽しい。



↑このページのトップヘ