ぼんやりした不安。
芥川龍之介みたいな事言ってしまうけど、ほんとうに今は薄ぼんやりした不安と共生してる。
きっとみんなそう。
元来私の性質は内に閉じ籠りがちではあるものの、もっともっとどこか奥の、森の木の根元に逃げ込みたいような。
ただし現在の状況で言えば、朝がくると安心する。
以前は朝をどこかへ押しやりたくてジタバタする夜の方が多かった。
すべて諦めるしかない気の脱ける朝、が少し恋しい。
もうここが現実でしかないんだっと、白い朝に包まれてく感覚。
今はずーーっと目を背けられない現実感が背後にぴったりはりついてる。
どこでどうしてたって私は私だって、そんな言葉、今は唾棄してたいね。
もがくのは水の中か、誰かのもがく姿を眺めてるだけがいい。
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