或る夜。
二時間ウォーキングした。
足元を濡らす雨の中、歩いた。歩き続けた。

人の気配のない街。
誰かとすれ違う事があれば、恐怖を抱くほどに。

平常時なら、なんとも思わない。
むしろ誰も人のおらぬ夜の道は大好きだ。

この今の時、わざと人々が存在を消しているのがありありと感ぜられて、
ともすれば夜に引きずりこまれそうなところを必死に歩いた。

大体が、精神が病んで閉じてしまわぬように私は体を動かしているのだ。

しかし御所の辺りへ差し掛かって、御所から歩道へ木々が迫るようにせり出している姿はほんとうに恐ろしかった。

はやく歩き過ぎ去ってしまいたかった。
実際通り過ぎて得た安堵感はいかほどだったか。


そんな、ただの世迷言。
みなさん夜のお散歩はほどほどに。



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私は躑躅という花が嫌いだ。
しかし白い花は美しい。









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