御歳74。
年枯れた御仁の、死を背にしょっているかの老いた色気がたまらなく好きだ。
麿赤兒しかり、仲代達矢しかり。

このたびは田中の話である。
しかしほんとうにエロティックだったのだ。
どうしようもない恐怖、この人は影に同化すると思える不安、仄かな照明でうっすら見えるあれは手だとわかった瞬間の怖さ。
怯懦。
だけどずっと体の内側が熱くて、脊髄あたりが熱をもってるみたいで、寒気は一つもしなかった。
その後の優しい音楽で真剣に恋をした。

ただずっと左片隅は真っ暗なままで、そこへ目を向ければまたあの人は消え入りそうだった。

中心がずれていく。

この衝動をどうしたらいいの。
胸を衝く。
久々にそんな感覚に陥った、とても愛しい。


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こんなものは書き殴りだ。
衝動をどうにかしないと、私の頭が脳内が断線しそうなだけだ。

枯れ死んだ木に畏怖の念を抱く気持ちと似ているかもしれない。
どうしてすでに死んでしまっているのに、もう死んでしまった姿で世界に存在しているのかがいつもわからなくて怖くて、敬う思い以外沸き上がらない。


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雪でも降れば感傷に浸れるのにな。
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