春は朧月のはずなのに。
朧は春の季語のはずなのに。
やたらと月があかるくて鬱陶しい。
何度も話してるけれど、私は童話のようにか細く白い三日月か、てっぺんに小さくある月しか許せない。愛せない。
見上げた時に遠く真上にある月には、ここは底だっと思えて安心できるから。
自分が取るに足らん存在なんだと体感できる時なんて少ないから、今の世には。
いや今じゃない世を知らんけど。

承認欲求の主観だらけがぷわぷわ浮いてる、そんな風。
もちろん私だってそう。
ただ目の前の事だけに、自分だけの内側の世界でだけで生きていたかったけれど、社会的な生物である人間として生活していくということは。
他者との協調とコミュニケーションが否応なく必要で、その折衝のうちに自分の何かが変容していくことはままある。

矛盾とか惰性とか諦念とか、色々を噛み千切って無理に飲みこんで、思わず嘔吐した時の吐瀉物に過去の何かを見つけるんじゃないか。
 
ただの無駄な思考。
春だから。
十年前と違わず春に沈む私は馬鹿なんだろう。
でもそれも人間という生物だから。ってことにして本日の世迷言はおわる。

実に人間的。

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夜が終えて安心するときと、朝がきて落胆するときの違いって、心の差ってなんなんだろうね。








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