亜きら - 抒情の部屋 -

初めまして。 京都SMクラブ傀儡堂、京都バルバラに所属している亜きらと申します。 素敵な時間と世界を共有しましょう。

2018年09月


今夜の話、初めてバルバラへ来店されたお客さまと話していてふと質問されたこと。

「緊縛ってなんで緊って次なん?」

一瞬間言葉が詰まってしまった。
頭で考えたあとで私は、うろ覚えながら、「緊という字にも縛るという意味があったはず。」と説明したものの不安だったので改めて調べてみると、やはり上記の意味合いだったよう。ほっとした。

そこで今さらながら緊縛という字や意味や単語を噛み砕いたブログを書こうと思いついたのが今。

緊縛と似た言葉でいえば、捕縛や束縛など色々あるなか、繋縛とという言葉が私は個人的にすき。
は手枷と足枷の意味、およそ比喩表現で使うものだけど。
ボードレールやゲーテなんかの海外の詩の翻訳で出てきがち。
そして繋縛、この言葉はねえ、素敵と呼ばずなんと呼ぶと言うのか。
SMプレイヤーならずとも心惹かれる言葉。だと思います、というかそうでした、過去。

繋いで縛る、本来は煩悩や俗世の諸々に囚われているという仏教用語らしく。

しかしこの繋ぐ、という言葉には否定的な負の要素が感じられず、それゆえ"繋ぐ為に縛る"と転換され、繋縛という言葉にはどこか愛情すら覚えるのです。

ちなみに捕縛の捕らえる、という単語よりも、"拐う"(さらう)の言葉のほうがすき。
さらには、拐かす(かどわかす)、と表現されたほうがもっとそそられる。きゅんと。

同じ意味合いの言葉でも、単語が違えばその人によっては表現や伝わり方が変わる、と思えば言葉責めも奥が深いですね。

おちんぽなのかちんこなのか肉棒なのか男根なのか屹立したものなのか陰茎なのか。
なんと呼ばれれば興奮と至るのか、なんでなくとも興奮するのかしないのか、人それぞれ。
まぁ、その人それぞれ、で済まされるパーソナリティなる部分がいちばん掴みにくく厄介、よって繋縛したくなる。なんちってね。




傀儡堂の九月の予定が下記と決まりました、
ようやっと出勤できるーーー。
SM欲だとかはよくわからないけれど、こう内側の何かを対象にはねつけたい衝動が逸る。

18日(火)13時~20時
19日(水)20時~last
20日(木)17時~23時

22日(土)17時~last
23日(日)15時~21時

24日(月)17時~23時
25日(火)17時~last

27日(木)17時~23時


少し変則的ですけれど、立秋の頃に仕立てるサディスティックはいかがでしょう。


そして、私亜きら、姓を冠することに相成りました。
水無瀬 亜きらで御座んす。
以後お見知り置きを。

水を愛してるから。だけど人間はやはり水際までしか侵しちゃいけないと水を畏怖する私でございますから。

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問い合わせは傀儡堂までもしもしを。

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