亜きら - 抒情の部屋 -

初めまして。 京都SMクラブ傀儡堂、京都バルバラに所属している亜きらと申します。 素敵な時間と世界を共有しましょう。

2017年11月


捕縛されて、動けない状態、状況。
であることに興奮して、ほんとにほどけない事を確認するために縄脱けを試みようとする。

私はそれを傍らに見て、ふごふごする姿を楽しむ。
最高に楽しい。

そんなじかん。
でも、その上からぺちぺちしたり、がぶってしたり。
さらにおちょくる。もとい玩ぶ。

そんなあそびもすーき。

12月になると、焼けた田んぼがすげーエロティックだなと思う。
寒々とした景色、
私の好きな水田は性的さは微塵もない。

来年までのお楽しみ。


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12月も目の前に、今夜はひどく寒い夜でした。
寒い思いするくらいなら、着ぶくれる。
亜きらもいよいよそんな歳ですが、
冬は好きでも寒さは強くねえよ。2017。
よく冬がすきっと言うと、「じゃあ寒いの平気なんだ」ってわけわかめな決めつけ論、が面倒。亜きらです。  

失礼、つい罵詈。
気を取り直して冬は冷えた空気がぴんとして、どの季節よりも辺りと時間に静かさを感じられるからすき。

星や月も透けて見えると体感でわかるから
だから缶コーヒーと煙草を手に、堤防から寒空のちっちゃなお星さまを見上げてひとり精神の浄化。

たまに真夜中のランナーと相対してお互いの存在にびびりあうのはいいとして、先客にカップルを見つけると迷わず踵を返す。即。
家のソファでちちくりあっとかんかいと。

確かに夜眺めるには綺麗だけど。
川向こうには高層ビル群と観覧車が遠く息ひそめて見える、 たまに流れ星もキラリ。私のおうちからすぐの川岸。


いつも私が思い描く事、
流れの止まったように見える夜の川は硝子細工で、

点滅するビルの航空障害灯の赤色はまるで生き物の呼吸か怒りのオウム。
おとぎ話のつづきみたいに。そんな空想、
真夜中のさんぽ。

絵本で見たようなメルヘンちっくな三日月の夜に、ありがとうさぎ。


自分達が日々時間を消費している現実生活は綺麗なものとは言えないから、嘘の世界は童話のままに、綺麗で幸せな結末でいてほしい。私はそうあってほしいと願うわお星さまに。

あまりに空想が過ぎると、あたまのなかがおもちゃ箱になっちゃうから
気をつけませう。


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振り返り亜きら。
いつでも名を呼ばないとだめ。









夢を見た。
私の大っ嫌いな虫、ミドリのバッタ。それもスーパーでかい所謂トノサマバッタと呼ばれるあいつ。
あれを手にした女の子に「うりゃうりゃ」と、私の顔面にこすりつけられるという、
虫責めのなんたる悪夢か。

死んだほうがまし、と思わせたならば拷問成功なんだろうな。

拷問のように、悪夢を味わせて機密情報を吐かせる、なんてことまではしませぬが。
SМを通じて、その人の深層にある欲望や、日頃抑制されている感情を発露させることは少なからずあるし、私はそれがすき。

SМに関してだけでなく、ヒトの感情の揺れをダイレクトに感じる瞬間が、すきだ。
感情的であることや涙をよしとせぬヒトの生々しい感情ほど、ぶるっとくるものはない、かもしれない。

ただ最近思うのは、自分が誰かに影響し得るということが不思議だってこと。

私はできれば誰にもなんにも影響することなく死んでいきたい。
なにも残さずにいたとすれば、それは無かったことと同じになりはしないかって、無駄な思考。
花は根っこさえあれば何度でも咲くことができていいな、と思ったこと、ある?
もしかしたらこの世に倦んで、「もうおやめくださいまし」とか「こらえてつかあさい」とか願う花がいるかもしれないのにね。

考えすぎて頭でっかちになって、私の言葉がないとうまく泳げられない姿はとても愛しいけれど、
たいてい思い込みなだけで、案外どこまでも泳いでいけるものなの。


2017-21-08-05-38-47
近頃太った私は、これはこの世の夢だっと言い聞かせてるけどちゃんと痩せます。むしろ今やせた





たんじょうび。
足を運んでくれた方、お祝いのメッセージくれた方、みんなおTANK YOU♡

去年よりもひとつ出来ることが増えてたり
一昨年よりも少し自分のこと好きになれてたら、
それでいいなっと私は思う。

反面、昔はできていたことができなくなってしまうのはとても悲しい。
然しそれも起こりうること。けっこうな頻度で。

生まれたら、そこから数えられていく自分の生きてきた年数。
自覚がなくてもその頃になれば発情して子孫を残していく動物と違って、

ヒト科は意識していないと、この年齢では何をする、ってことが見えなくなっちゃうんだろうなって。


見えなくなると、動物と同じになるのかと言うとそれは違って、
きっと動物になりきれなかったヒト科か
ヒト科になりきれなかった動物、のような様相を呈して生きるのは嫌だなってよくわからないはなし。

私は、たぶんここにいなくても私だけど
みんなにお祝いしてもらえる私はいなかったはずだから、
今の私は幸せ。ってことだな。

かしこみかしこみ。

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年末にかけて、年忘れSM忘れないようにしなきゃね。

私が小学生の頃好きだった歌を、久しぶりに聞いたらやっぱりすき。
眠り歌のような、揺籃のような心地よさ。
ゆーみんが歌うやつ。

誰かと眠るとき、心臓の鼓動の音が聞こえると安心するし、それが自分の鼓動と重なってどっちがどっちの音かわからなくなる瞬間を思い出す。
心地よくてふわふわ。
胎児の頃の記憶なのかなって少し楽しい。

安心したいんだな人々は。
一人の人間ともう一人の人間のあいだには、細胞すら行き来するくらいくっついたってひとつになれない壁があるから。
さみしいから。
夜が暗いから。
いつか死ぬから。
こわい。不安。そんな怯えをうそみたいに消してくれる安心感、いいくすりです。

安らぎ。そよ風。
しかし安心感と刺激を同時に手にすることって、たぶんできない。
対義語でもいいくらいと私は思うくらい。
の、はずなのに、苦痛や責苦を甘受したその後で、安らぎに抱かれたように安らかな顔を見せる人達が多からずいるね。

大泣きしたあと眠くなるようなものかしら。


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