亜きら - 抒情の部屋 -

初めまして。 京都SMクラブ傀儡堂、京都バルバラに所属している亜きらと申します。 素敵な時間と世界を共有しましょう。

日頃、水槽のメンテナンスをしているとふと思う事。
例えば水草の切れはしや糞の掃除。
水槽に手をいれる。
えびちゃんや魚たちからすれば、大きな物体が上から現れるわけだから、自分の世界に置き換えてみればそれは恐ろしいこと。
だって、空から大きな物体が現れると等しいわけでしょ。こわや。

また、例えば水換え。
五分の一ほどの水を抜き、同じだけの新しい水を足す。
そうする事によって、水槽の中の水質を一定にするのが目的だけれど
反対に、良くない変化を起こしてしまう場合もある。

それを自分の世界に置き換えてみれば、誰かによって世界にある物質に手を加えられるって事だから、それってつまり神に等しい。
っとふと思い当たった。
思ってそして怖くなった。

この水槽のなかの子たちにとってすれば、ここだけが世界なんだと気づくには今さらすぎる事も
私の行い如何によって左右される小さすぎる世界だっと認識する事も。

だって私は最近、おなじように水槽のなかにはいりたいなと大した意味もなく想像してみるくらいには、
この小さな世界の住民たちを愛してるのに。

そこで誰かに飼われたいとは思わない。
水槽のなかで飼育、って言葉はSM的に見ればとてもフェティッシュに感じられる。気がする。
それでも結局観賞する対象としかならずに、ごく一方向側にのみ満たされ得るエゴイズムな行為となるだろうな。

つまり観賞魚と同じ。
私がいくら愛すると称したとて、それ故にいくら愛をかけて行ったとて、
魚達には届かないし伝わらない。

そうである以上、一方的なオナニー行為でしかないと私は思う
そして悲しくなる。

私たちは、魚にはなれない。
さらに、お寿司はおいしいもの。


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自分の気持ちを相手に伝えるのが下手なMゾヒストの皆さまおはこんばんちわ。

自らを曖昧に甘やかし、自分以外の誰かに外側から律してくれる手を差しのべてほしい、そして救われたい、そんな類いのM属性を代表するY田。 
今目の前で家具になろうと踏ん張っているY田。
そもそもが自分の感情を杳として捉えられず把握できていなかったY田。

見過ごしたままでいられなかった為に、プレイ後の感想を言葉で伝えるレッスンからはじまった、感情の行方を追い求めるY田の心のスケッチの旅がありまして。  
 
今現在、初対面時と比べると心の解れ具合に成長を感じずにいられない。
素直に感心する。

手紙として綴られた文章とはまた違う、より生々しく自然的な心の侭に認められたY田の手記がここにある。
私はこれをとても興味深く、またぞくぞくしながら読んだ。楽しんだ。

それが以下。


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最後にプレイした次の日から

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▲プレイ前日の日までの日記。



夢かわいいってこういうことじゃない?


三月中旬、バルバラ社員旅行にて城崎へ行って参り候。
ご存知のように現在アクアリウムに夢中な私は、川面やお寺の池の水景に心ときめきMAXでした。
なのでそれにまつわる話だけをさっと。

大前提として、わたくし亜きら水を愛しんでおります。
どんな形にもなれるのに、触れたら感触のなくなる水が愛おしい。もはや慈しみにも似た感情。
そのような水とおなじく透けていたい。
水泡/みなわ、水底/みなぞこ、とか字面も読み方も美しい。

して、城崎にて極楽寺とあると知るや、「厭離穢土、欣求浄土」とつい軽々しく祈ってしまう私が心惹かれたのは言うまでもなく。
調べるとうちのばぁちゃんの信仰する宗派と同じで、これは縁があるなと足を運ぶことに。

一応枯山水の庭があるけどそこは割愛。

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△入ってすぐ迎えてくれるため池?
この鄙びた雰囲気がもう最高。

▽そして浪切不動尊らへん。時期が来ると蛍も見れるらしい
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▽苔むす岩石ってぐっとくる、
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△なんかこの木は、救いの木か願いを叶えてくれる木か書いてたけど忘れた。

▽泊まった旅館の庭、ノーコメント。
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▽旅館のそばを流れる川。こういうのが水槽のレイアウトの参考になったりする。
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△志賀直哉ゆかりの桑の木まで歩こうとして断念した道中に見つけた景色。
牧歌的な景色や原野風景に弱いのだ

冬の焼かれた田んぼって、どこか扇情的で私の目にはエロティックに映るんだけど、私の大好きなのはこれからの季節の水田。
  
春は厭うけど新緑の季節は素晴らしい。
胸に満ちる透明な空気を味わえる気がして。

そして水田にも言える事が、新緑と青空とのコントラストがとてもすき。素敵。
あんなにも地球という世界の色彩を美しく表現しているものってないと思う。(たぶん。Maybeね)

そのなかで、ごく日本らしい風景として私の心ときめくものが、山々を背に流れる川と青々とした水田。
それを眺めると、安心する。

またそれらを見ることができるのが奈良県。
奈良の人の手の入っていない、原始的な自然を私は推します。

奈良への電車旅が待ち遠しい。
まぁまだそんな予定はないけど。
ただ例年五月は父に会いに行くために奈良に行く事が多いので、今年も行くだろうと心のなかでは計画してる。
もちろん、計画は予定であるがゆえ未定であり決定ではない。


あぁ、話が逸れすぎたところで、
私の心惹かれる水景についてでした。
 

△おしまい



今、春にざわつく私の胸のもやもやを晴らすための特別コースとして悩乱なんちゃら、ってのを実施しとるわけですが。

これが説明文を読みさえせずにぬけぬけとやって来るマヌケはこの際無視して、一応はコースの詳細に目を通し、電話口でも受付スタッフから再三説明されたにも関わらず何にも解ってないアホがままいることにもう至極驚愕でございます。

馬鹿なの?否馬鹿なんでしょうね。そうでしかないでしょうね。
怪我するかもしれません、ストップした時点で私は退場する、とまで謳っているのに。
さらに安い金額には何が理由があるんだろう、と少し脳みそ回せば想像できる事があるでしょうに。
そんな君は脳みそ精液で溶けちゃってる。

もうただただ自分の性器が反応するだけに都合よく理解し、現実的な事象を無視して仮想現実に逝っちゃってる。
そんな事ぜんぶ悪いって言ってるんじゃないよ。
そこまで夢中になれるものがあるって素晴らしいし。 
ただ、何でもそうだけど状況に応じた理解力と適応力って必要でしょ。

もしくはそうであろうとする努力。

その点、昨日やってきたマゾはチビハゲデブの典型的過ぎるいかにも哀れな奴だったけど、
自分が忍耐することで女王様が笑顔になれば嬉しいしそうなってもらう為に来ましたって言ってて、その気概はすごくいじらしかった。

だから終わったあと、ほんとに気が晴れてスッキリしたしがんばった分の等価もあげたつもり。
もしも二度と会えなかったとしても、たぶんずっと記憶に残ってるであろうと予想される。
これぞ一期一会の醍醐味、かな。

そういう考えでいろって強制はしないけど、せめて「なぜ?」か、「何の為に?」と問うてみなさい、解けるか解けないかは対峙するまでさほど重要じゃない。

なんであれ、自分じゃない人間の思考なんて推量するしかないんだから。
ただ自分の思考から踏み出して外へ行動すると言うのなら、少し脳みそについた精液拭いてからにしようね。って事。

「~だろう運転」じゃなく、「~かもしれない運転」しなさいって教習所でも習ったでしょ。
「ここから人が出てこないだろう」
と、
「ここから人が出てくるかもしれない」
のどちらが危機管理能力の優れているかは火を見るより明らか。

「ここから人が出てこないかもしれない」なんて希望的観測のもと動く奴がイタイ目に遭って遺体になるのでしょう。

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ああ、頭でっかちになったそのときは、思考を一度停止させて精液と一緒に流せばいいんじゃない。

▽おしまい


自ら言わずとも、「察してほしい。」
これ、人間の3大ワガママのひとつです。

また日本の文化というものがそのへんに繋がる奥ゆかしさがあって、殊更面倒なことになっとる。
慮る、だとか
行間を読む、だとか
秘すれば花なり、だとか。

メンタリストさえ疑わしい事この上ないっていうに、なーーんのヒントもなしに、(あ、本人はヒントを醸し出してる気になってる事が多し)自分以外のヒト一人の胸中を読み取るなんざ無理。無理無理無理無理、
無理。だからこそ、言葉があるんでしょうし、無理だと前提するがゆえに推察するんでしょう。
言葉があってさえ、伝えるという行為の容易ならざるや言うまでもない。

そこを甘えた態度で、いつでもなんでもかんでも「察して察して、てへぺろ」と、これでもかと己の性癖であるマゾ性を引っ提げ、まるで印籠かの突きつけるだけで相手に伝える努力を一切合切怠るおっさんMゾヒスティックな人間、少なくない。いるよ、うようよいるよ。きもい。

もちろん、私たち側も必要最小限の情報から彼らの要望なりリビドーなりを読み取れるかと幾らか見積もりはする。
その測量がぴったしカンカンできてたら最高だしできる方もいらっしゃるでしょう、どこかでは。

しかし、察してちゃんぶるのみならず、何を恥じているのか守るべき何かがあるのか、欲求や本心を隠そうとする輩までいるんだから冗談はよしこちゃん。

ほんとに、新しい景色が見たいならそこへ行くために手を導いてあげるし、その為の新しい靴だって用意してあげる。
なのに、
自分とこのドアを閉めたまんまじゃ、どこにも行けない。でしょ?
ぼけっと立って閉じたドア見つめながら、「僕ちんの心中察して」と足の指らへんで訴えてるやつ、悲しいかな。ままいる。

口が裂けても自らの要望は口にせず、いつ何時も女王様の成すがままてを全て享受できているんだったとしても。
忘れたらだめ。
云わなくちゃわからないことがあること。
言いたくないこと、知ってほしいこと、判断してほしいこと。
自分が言いたくないのか、相手に言いたくないのか、なぜそう思うのか。

心が欲しがっているものを見極め、それがエロだろうと変態であろうとひいては精神的充足となるそのマズロー、
すなわち欲求を行為へと実現させる為にも、大切なこと。
相手に伝えるということ

私は感情で相手を引きずりだす作戦を敢行する時もあるけれど、感情と感情で反応しあうというのはとても疲弊するので、これからはいつだってフラットな女を目指そうか。

Flat Emotion.
否、およそ無理かな、私からセンシティブを奪ったらタトゥーしか残らないものねえ?


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プレイからプレイ後において、感情の行方を追うように、と私はよく口にする。
しかして、今手元に一冊のノートがある。
M男の感情を日記として二カ月間綴った記録、非常に希少なこれを噛み砕ききってやりましょうね。


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